2013/05/02

野うさぎベイビー二匹追加と動物シェルター

先日、野うさぎの赤ちゃん2匹を保護しシェルターに連れて行ったが、

 やっぱりまだいた。。母うさぎが世話をしている様子がなかったので、さらに2匹保護してまた連れて行った。

Humane society(動物愛護団体)は、うちの近くに2カ所あり、両方ともかなり立派な施設を持つ。私も昨年講習を受けて以来、子供達と時々ボランティアに行っている。

 大型成犬コーナー。ペットホテル並の清潔さ。

 子犬コーナー。裏側からお世話をする。表はガラス張りで、見に来る人のためにそれぞれの犬の情報がはってある。

 犬達を中庭に連れ出したり、フンを拾ったり、洗濯物をたたんだり。些細な事しか出来ないが、

 子犬と遊ぶという「仕事」は子供達にはうってつけ。

愛される家庭犬になるのが犬達にとって一番の幸せ。人と触れ合う楽しさ、安心感、そして何より愛情を早くから体験させるのが大切なのだそう。

 他所から来たばかりで、ケージではびくびくしていた子犬も、外に連れ出すと徐々に元気になってくる。

 ベンチでじっとナデナデされるのが好きな犬もいるし、

遊ぼう!遊ぼう!と大はしゃぎの子もいる。

先日は、2歳のテリアミックスが、優しそうなカップルに引き取られていったっけ。

ふらっとボランティアに行っても、野うさぎを持ち込んでも、いつも優しく対応してくれるスタッフには本当に頭が下がる。

シェルター運営に寄付金とボランティアの存在は大きい。その背景には、寄付すると税金控除を受けられる事や、ボランティアが社会活動として実質的に認められる、などの社会の後押しも当然ある。ボランティアした時間は、頼めば証明書まで出してくれる。

「国の偉大さと道徳的発展は動物の扱い方でわかる」とはガンジーの名言。

では、豊かなアメリカにシェルターがある事が道徳的なのか?シェルターを必要とする現実を考えると決してそうは思わない。

動物シェルターは、人間の善と悪が作り上げた場所。捨てられたり虐待された動物が、人間をもう一度試す場所。無心に見上げてくる子犬の瞳が、いつもちょっと眩しい。