ヒューストンと言えばNASA(アメリカ航空宇宙局)のジョンソン宇宙センター。アポロ計画などNASAの大半のプロジェクトの中核を担っているところ。
せっかくここまで来たので外せないでしょう。
と、いうことで、
トビーをデイケアに預けての観光となりました。NASAから車で10分、半日(6時間)$18ドル。それにしても、、トビーの不満そうな顔。。
この犬ホテルは、もう2年以上前にインタビューを受けて登録だけはしていたので、予防接種の証明書さえ持って行けばよかった。全米各地にあるのでこういうとき便利。
さてさて、トビーも預けて身軽になったところで(←ヒドい)、
NASAのスペースセンター。ここはビジターセンターで色んな展示や教育的な設備があるところ。小さな子供でも楽しめそう。
あまり時間がない私たちは、早速トラムに乗って実際の管制室やロケットを見に行った。
「こちらヒューストン」で、あまりにも有名な
管制室。ここから人類が月面に着陸する様子も見守られた。
正直あまり宇宙に興味を持った事がない私だが、コンピュータが部屋いっぱいの大きさだった時代に宇宙まで行った人々の作ったものには心動かされた。
「映画のセットやレプリカではなく本物なんです」誇らしげに説明するガイドさんが「ちなみに、、」と引き合いに出したのは、
管制室の後ろ、VIPルームの椅子の背についた灰皿。「これはアッシュトレイ(灰皿)といって、、」という説明に大人は爆笑、子供はへ〜っと覗き込む。昔は飛行機にも喫煙席があったよね。。
管制室を後にして、トラムでロケットを見に行く途中、
ロングホーンという長いツノを持つ牛が何頭ものんびり草を食んでいるのが見えた。宇宙気分が一気にテキサスに引き戻される。
そしてロケットの格納庫。
実際のロケットは大きい!
何度も言うが、当時のコンピューター(巨大なのにデータ容量は写真5枚分)でこんなものが宇宙まで飛んでいくなんて、、。宇宙への情熱を感じる。
一方、事故や失敗で命を落とした方々も。
思い出に一人一人の木が植えられていた。 かなりの数あった。トラムが停まり、乗っている全員でしばし黙祷する。
月面にアメリカ国旗を突き立てるアメリカ人には違和感を感じていたし、環境汚染を考えると宇宙開発の必要性も分からなかったけど、、
実際見てみると多少は考えも変わった。
あ、そういえばトビーin NASAの写真撮ってなかった。
なんとか撮れたのはこれだけ。トビーと宇宙トイレ。
この後トビーを迎えに行ってオースティンへ向かう。