ドシン!っていう音と振動で、、
振動の正体は、ダラス付近で起きた地震だった。
昨年秋頃から、マグニチュード3以下ぐらいの小規模の地震が頻発していて、数日前は夕方から明け方まで8回あったという。
恐ろしいのはこの地震が天災ではなく、、
シェールガスを採掘するのに使われている水圧破砕法=hydro-fracking(通称フラッキング)によるものだと言われている事。
フラッキングとは、地中深くに水圧で岩盤に割れ目を作り、ガスを採掘するというもの。
シェールガスであと100年いける!と喜ぶのはいいけど100年も地盤がもつのかなぁ。。
フラッキングの怖さは地盤沈下や地震だけじゃない。
高水圧で大量に地中に注入する水には、多量の化学物質が含まれている。
ということは、、
正しく処理されなければ、地域の水質汚染も進むことになり、、
健康被害という恐ろしい事態を招く事に。。
(昨年ニューヨーク州ではフラッキングを禁止する条例を出した。)
地下資源の恩恵を受けて、経済的に大いに盛り上がっているこの近郊。将来、支払う代償が高くならなければ、、いや、、取り替えしのつかない事にならなければいいが、、。ドシン、、という地鳴りが警鐘に聞こえるのは私だけじゃないだろう。