2012/11/29

New Mexico(思い出記録)

ニューメキシコ田舎のドライブ旅行。

覚悟はしていたが、とにかくずーーっとこんな感じ。

カールスバッドからホワイトサンズまでは山越えだったが、

こんな山は初めて見た。砂地のような地表にこんもり緑の茂みが点々と広がる。丘の向こう、そのまた向こうも。草間彌生の世界を緑にしたようなファンタジー。

こんな光景がほぼ4時間つづく。

ガス欠が怖いので、しょっちゅうガソリンスタンドに寄った。ガソリンスタンドの売店の半分がお酒売り場というのにも驚いたが、

スナックの棚はほとんどHOT!!ニューメキシカンは辛いのがお好き。


カールスバッドの鍾乳洞。6ドルでトビーを預かってもらったら、エレベーターで一気に降りる。世界最大級の地下空間が控えめにライトアップされている。薄暗い空間を進んでいるとインディージョーンズになった気分。


ふっくらマシュマロ、に見えるのはホワイトサンズの砂漠。

こんな無垢なる姿に安心して寝そべっていると、、

きっとこうなる。。


奇怪な岩肌を見せてくれたのはテントロック国定公園。気持ちがいいトレイルがあったのに犬禁止のためパパとトビーは駐車場入り口で待機。足早に写真だけとってきた。


サンタフェでは人工造形物も美しかった。

ロレット教会にある螺旋階段。不思議な言い伝えがあるうえ、支柱がないまま85年もその美しい姿を保っていることから「奇跡の階段」と呼ばれている。


聖フランシス デ アシシ教会。オキーフも描いた美しい教会。白い十字架は青空に映えることを計算されていたに違いない。


タオス村の建物。角を丸くした土作りの建築様式をアドビ式というらしい。

村の犬達は自由。つながれたことないんじゃないかな。

単調に見える茶色の建物も、影が落ちるととたんに色んな表情を見せてくれる。

アドビ式では、ドアと窓枠は青が基本。途中で気づいた。そう、青は空の色。

大地と空でできた家。まさにサンタフェそのもの。

おまけ、
エンチラーダを頼んだら、「ペッパーは赤?緑?」と聞かれた。迷っていると「じゃ、クリスマスね」。ということでこの2色使い。赤い方が若干辛かったが、どちらもシンプルで鮮烈な辛み。荒削りな大地と眩しい太陽を思わせる、これもまさにサンタフェの味。