またまたやってきました、フォートワース。
トビー連れじゃないから店に入れる。カウボーイハットをかぶってみたり、
ブーツ屋さんにも入ってみた。
何気なく並べてあるブーツだが、靴底の値札を見ると、一足1000ドル〜 3000ドル( 8万円〜 24万円)!よく見るといい皮を使っているし刺繍や模様も凝っていて芸術品のよう。でも皆ビール片手に気軽に見て回っていたりして、、。本当にこの値段で売れるのか?
テキサスっぽい店でご飯を食べて、
さあ、ロデオ会場へ。
毎週、金曜と土曜に開催されている。
開始は午後8時。陽気なカントリー音楽が止んで厳粛な雰囲気のなか国家斉唱。
最初の競技はブルライディング。暴れ牛にまたがって出てくるカウボーイたち。大抵数秒で落とされる。
次は子牛を投げ縄で捕まえ手足を縛るのに何秒かかるか競う競技。だいたい10秒ぐらいで縛り上げる。子牛がかわいそう、、と子供達はブーイング。
その次はくらをつけていない裸馬ロデオ。ブルほどではないがすぐ落ちる。
いよいよロデオっぽいロデオの始まり。でも乗る時間は8秒が最長で、
ブザーが鳴ったら両脇からお助け隊が騎手を下ろし、馬の後ろ足の根元を縛り付けてあった紐をほどく。
紐の締め付けが嫌で馬は跳ね回っているということ。その事実も馬を愛する長女的には大ブーイング。子供の感性には返す言葉がない。
余興で小さい子供達が羊のしっぽに付けられたリボンをとる競争があったりして可愛かった。
その他は女性の子牛捕まえ競技や、外国勢(ドイツやイギリスからの参加)競技などなど。
迫力満点の大会だったが、馬や牛は楽しんでいないだろうなと思うと切なくもある。医療、食べ物あらゆるところで動物の犠牲なしでは生きて行けない人間があまりエラそうなこといえないが。
過酷な牧畜生活から生み出されたエンターテイメント。カウボーイ達と一緒に跳ね回ってくれた牛と馬にも精一杯拍手して帰ってきた。